令和8年度 宮城県ケアマネジャー協会 実践事例発表会の ご案内
平成12年3月24日に設立した「宮城県ケアマネジャー協会」の今までの活動、役員による全国大会での実践発表の内容紹介、県内8支部での様々な実践事例の発表と意見交換をする「実践事例発表会」を開催いたします。
【開催日時】令和9年2月13日 10時~16時30分 (受付9時30分~)
【開催場所】フォレスト仙台
下記にご案内詳細を掲載いたしますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
令和8年度 宮城県ケアマネジャー協会仙台支部 総会・セミナーを開催しました
令和8年6月13日、仙台中央音楽センターIVyホールにおいて、宮城県ケアマネジャー協会仙台支部の総会・セミナーを開催しました。当日は約80名の会員・関係者にご参加いただき、盛会のうちに終了しました。
総会では、令和7年度事業報告、令和8年度事業計画、役員体制等について報告・確認が行われました。今後も仙台支部として、会員の資質向上と地域におけるケアマネジメントの質の向上に取り組んでいくことを共有しました。

また、ゲストとして仙台市宮城野区保健福祉センター介護保険課長であり、ケアマネジャー未来プロジェクト会議委員でもある佐藤利明様にご参加いただきました。
セミナーでは、2名の講師をお迎えし、それぞれの専門的な立場からご講演いただきました。
まず、株式会社マロー・サウンズ・カンパニー 主任介護支援専門員、ケアマネジャー未来プロジェクト会議委員の田中紘太様より、
「ケアプラン点検支援マニュアル改訂版の解説」をテーマにご講演いただきました。
ケアプラン点検の本来の目的や、自立支援・利用者の尊厳を支えるケアマネジメントの考え方について、実際の点検の視点も交えながら分かりやすく解説いただきました。日々の実践を振り返り、ケアマネジャーとしての専門性を再確認する貴重な機会となりました。
「在宅医療から、誰もが楽しめるコンサートへ ~ケアマネジャーと共に創る『音届けもの』の軌跡~」をテーマにご講演いただきました。
在宅医療の現場で出会う孤立や喪失感など、医療だけでは解決できない課題に対し、音楽が人と人をつなぎ、地域とのつながりを生み出す力についてお話しいただきました。
講演の中で披露されたピアノの生演奏は大変素晴らしく、会場全体が温かな雰囲気に包まれました。参加者の皆様も音楽に耳を傾けながら、改めて人とのつながりの大切さを感じる時間となりました。
今回の総会・セミナーは、ケアマネジメントの専門性を学ぶ機会であるとともに、利用者一人ひとりの人生や地域とのつながりについて考える大変有意義な時間となりました。
ご講演いただいた田中様、浅野様、ゲストとしてご参加いただいた佐藤様、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
令和7年12月18日、仙台市ケアマネジメント指導係と宮城県ケアマネジャー協会仙台支部との共同開催による「令和7年度 第3回介護支援専門員研修会」を開催しました。当日は、仙台市内を中心に多くの介護支援専門員が参加し、関心の高さがうかがえる研修会となりました。
講師には、東洋大学 福祉社会デザイン学部教授の 高野龍昭 先生 をお迎えし、「さまざまなケアラー(家族介護者等)への理解とケアマネジメント」をテーマにご講義いただきました。研修では、ケアマネジメントの原点であるアセスメントから計画、実施、評価に至る一連の過程を改めて確認するとともに、本人支援に加え、家族介護者を「支援の対象」として捉える視点の重要性が示されました。
また、仕事と介護の両立支援においては、介護離職を防ぐために、介護休業を「介護を行うため」ではなく、「介護と仕事を両立する体制を整えるための期間」と捉える考え方が示され、ケアマネジャーが本人・家族・職場・地域をつなぐ役割を担う専門職であることが改めて確認されました。
本研修は、家族全体を視野に入れたケアマネジメントの必要性を共有する有意義な機会となりました。今後も仙台市と連携しながら、介護支援専門員の
資質向上と実践力の強化を目的とした研修を継続してまいります。
「臨床推論から学ぶ支援者の思考と地域連携」
令和7年10月11日(金)、宮城県ケアマネジャー協会仙台支部では、仙台市医療政策課・宮城県医療ソーシャルワーカー協会との合同研修を開催しました。
会場は東北福祉大学東口キャンパス。テーマは「臨床推論~三次救急病院から地域へ繋ぐ・紡ぐ~」でした。
講師には、同志社大学 社会学部社会福祉学科 教授の野村裕美先生をお迎えし、支援者が日々行っている“判断や意思決定”を改めて見つめ直す機会となりました。
先生からは、「臨床推論(Clinical Reasoning)」とは、目の前の状況で何が起きているのか、何を優先すべきかを考えながら行動する専門職の思考過程であり、そこには支援者自身の経験や感情も影響していることが示されました。
“感情を抑え込むのではなく、対処できるようになること”というメッセージが特に印象的でした。
続いて行われた事例発表では、三次救急病院・在宅診療所・訪問看護の3つの立場から、94歳男性を支える支援チームの実践が紹介されました。
「食べさせたい」「家で過ごさせたい」という家族の思いをどう受け止め、支援につなげていくか。
支援者がそれぞれの立場から、家族の行動の背景にある思いや信念を丁寧に理解し、現実的な支援策を共に考えていく姿勢が印象に残りました。
また、事例発表の各場面では、参加者が数分間のグループワークを行い、「自分ならどう感じ、どう対応するか」を話し合う時間が設けられました。
支援者としての感情や行動を言語化し共有するこの手法はとても新鮮で、互いの視点の違いから多くの気づきを得られる有意義な時間となりました。
参加者からは「支援者自身の思考や感情を振り返る大切さを実感した」「他職種の視点に触れることで考えが深まった」などの感想が寄せられました。
今回の研修は、理論だけでなく実践を通して「支援者の思考と感情に向き合う大切さ」を実感できる学びの時間となりました。
仙台支部では、今後も現場に根差した研修を通じて、地域で支え合う専門職のネットワークづくりを進めてまいります。
いつもお世話になっております。
今年度、当支部で開催したセミナー・研修会、多職種連携強化支援事業の各種資料に
ついて一覧にまとめています。ご活用ください。
ご参加された皆様、ありがとうございました。
次年度もケアマネジャーの資質向上と保険・福祉・医療とのネットワーク構築
のために支援事業を行って参ります。
今後とも宜しくお願い致します。
令和8年度 宮城県ケアマネジャー協会 実践事例発表会の ご案内 平成12年3月24日に設立した「宮城県ケアマネジャー協会」の今までの活動、役員による全国大会での実践発表の内容紹介、県内8支部での様々な実践事例の発表と意見交換をする「実践事例発表会」を開催いたします...